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2008年9月

ネズミの巣

先日お伺いしたのは寝屋川市にお住まいの新規のお客様でした。電話でお話した時に「音が鳴りにくい個所がある」「中を見るとひも状の部品が切れていた」とのことでしたので、もしかしたらと思っていたら、、、やはり!ネズミが入った形跡がありました。

ネズミはほとんどの場合、ペダルの出ている穴から入ります。(最近の国産ピアノはペダルの穴から入れない構造になっています)行動パターンはだいたい決まっていて、アクションのフェルトやひも状の部品をかじって、それを集めて鍵盤下部の隙間に巣を作ります。

前回の調律は、なんと36年前!でしたので、ネズミがいつ頃入ったのかは分かりません。(巣はありましたがネズミはいませんでした)

今回は内部の掃除と、大まかなピッチ上げを行いました。アクションはお預かりして、かじられて無くなった部品を取付けて修理することになりました。内部の巣やほこりを掃除して、ピアノもすっきりしたでしょうね

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シードマイヤー

先週調律にお伺いした奈良市の新規のお客様のピアノはシードマイヤーでした。シードマイヤーは1809年創業で、ドイツのシュツットガルトで製造していた歴史あるメーカーです。残念ながら、現在はドイツでシードマイヤーピアノの製造はされていないようです。

比較的コンパクトなサイズでしたが、良く響く楽器で、さすがはドイツ製と言う感じでした。日本製では、あのサイズであの響きは出せないと思います。

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整音

先日は工房にある中古アップライトピアノの整音を行いました。整音とはピアノの発音や音色を整える作業です。調律の合わせ方や、アクションの調整でも音色は変わりますが、一般的には弦を叩くハンマーのフェルトに針を刺したり、削ったりする作業を整音と呼びます。

ピアノが良い音を出すためには、ハンマーフェルトに固くて芯になる部分と、クッションになる部分が必要です。我々調律師は、フェルトピッカーと呼ばれる針の付いた工具と、やすりを使って、フェルトの固さや形を整えます。

日本製のアップライトピアノの場合、上級モデルを除いてほとんど未整音で出荷されている場合が多く、時間をかけて整音をすれば音色は改善されます。

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ピアノ発表会

昨日は私の妻のピアノ教室の発表会が、河内長野市民交流センターのホールで行われました。私には別の調律依頼がきていましたが、そちらは知り合いの調律師さんにお願いして、私は一日ボランティアで調律、照明、会場準備などのお手伝いでした。

やはり中学生、高校生など、年上の生徒になるほど緊張している様子でした。小学1年生くらいの生徒の場合は、親御さんの方が緊張している様子で、心配そうに見守っている姿が印象的でした。

子供にとって、ホールの舞台で大きいサイズのグランドピアノを暗譜で弾くことは、とても大変なことだと思います。こういった経験を積むことで、ピアノの腕はもちろん、人間としても成長するのだと思います。

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ローゼンストック

先日調律にお伺いした堺市でピアノ教室をされている先生のお宅のピアノはローゼンストックでした。

ローゼンストックは韓国の英昌楽器で製造されたピアノです。英昌楽器は現代グループの会社ですが、以前はヤマハの合弁会社だった時期もあるそうで、デザインや部品の形状はヤマハに良く似ています。

韓国には三益楽器(サミック)と英昌楽器(ユンチャン)の2大メーカーがあります。最近スタインウェイの設計による第3ブランドとして話題のエセックスは、英昌楽器の中国工場と中国のパールリバーで製造されています。

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ネオン街

先日は心斎橋の百貨店で仕事をしたあと、宗右衛門町のナイトクラブのピアノの調律でした。この仕事の面白いところは、毎日違った場所に行けることです。一般家庭だけでなく、学校やお店など色々なところにお伺いしているので、毎日が新鮮です。

宗右衛門町は、道頓堀北側の飲み屋街です。最近は風俗店の無料案内所が増えてきました。以前は客引きの声をかいくぐって帰るのに苦労しましたが、現在は条例で客引きが出来ないため、呼び込みのお兄さんたちは無言やゼスチャーでお客さんを呼んでいます。以前よりは歩きやすくなりました

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大阪クラシック その2

昨日は心斎橋で仕事でしたので、その帰りに、なんばパークスで行われていた「大阪クラシック」の演奏会を聴きに行きました。「大阪クラシック」は、大フィルのメンバーが17ヶ所の会場に分かれ、一日11公演、9月13日まで行われています。

昨日聴いたのは、トランペットパートによる演奏会でした。私も趣味でラッパを吹くので、とても興味がありました。曲はファンファーレや、コラール、フーガなど幅広い曲想で、トランペットの輝かしさだけでなく、優しさやハーモニーなども楽しむことができました。

軽妙なトークも織り交ぜての楽しい演奏会で、プロの演奏を間近で聴くことができ有意義なひとときでした。「大阪クラシック」を毎日聴きに来ている方や、一日11公演をすべて追いかけて聴いているお客様もいるそうです。

下の画像はリハーサル風景です。本番はお客様が大勢いて撮影できる状況ではありませんでした。

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トニカピアノ

先週お伺いした富田林市のお客様のピアノは「TONIKA」でした。「TONIKA」は主に、浜松にあったアトラスピアノ製造で造られていました。アトラスピアノ製造は一時期、ヤマハ、カワイに次ぐ規模のメーカーとしてピアノを製造していました。国立音楽大学の指定工場にもなっていて、「ATLAS」ブランド以外にも「TONIKA」や「STEINMEYER」「MORGENSTEIN」などのブランドでも製造していました。残念ながら現在は日本では造られていません。

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大阪クラシック

9月7日~13日の1週間「大阪クラシック、御堂筋にあふれる音楽」が開催されます。今年で3年目を迎えるこの演奏会は、大阪フィルハーモニー交響楽団の音楽監督である大植英次氏のプロデュースにより、大阪フィルのメンバーが中心になって行われます。

御堂筋沿いのホールや銀行、企業、カフェなど17の会場で合計65回の公演があります。入場はほとんどが無料(一部有料¥500)ですので、普段あまりクラシックになじみがない方も、気軽に出かけてみてはいかがでしょうか?

大阪クラシック http://www.osaka-phil.com/os_classic/2008/

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老人ホームにて

昨日の仕事は富田林市の老人ホームにあるピアノの調律でした。この施設には4台のピアノがあります。デイサービスの部屋で使用したり、入所者の方が弾かれたりしています。

ある程度年数が経ったピアノが多く、1台は弦が切れていて、もう一台は音が鳴らなくなっていました。

音が鳴らなかった原因は、センターピンというアクションの回転部分の軸になる金属ピンが抜けてきていました。(下の画像でピンが少し飛び出しているのがお分かりいただけるでしょうか?)施設やホテルなど、常にエアコンが入っている環境では、乾燥して部品の取付けネジが緩むことが多くあります。そして良く弾くことで、ピンが抜けてしまうのです。

逆に多湿な場合も、以前に書きましたように部品が膨張して、アクションが動きにくくなります。(日本ではこの事例のほうが多いです)ピアノにとって湿度管理がいかに大切かがお分かりいただけると思います。

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