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2009年5月

スタインウェイ B型

先日は兵庫県尼崎市にお住まいのピアノの先生宅に伺いました。ピアノはハンブルクスタインウェイのB型です。先生は以前ドイツにお住まいでしたので、ピアノはその時現地でで購入されたそうです。

スタインウェイB型は奥行が211cmあり、ヤマハというとC6に相当するサイズです。中低音の弦が長く、響板の面積も広いので響きは豊かです。いつも3時間ほどかけてじっくり作業をさせていただいてますが、本場仕込の腕をお持ちで、ホールでの演奏経験も豊富な方ですので、気を抜くことはできません。

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鍵盤の雑音

新規のお客様からメールがあり、「鍵盤からカサカサこすれるような音がして気になるのですが、一度診ていただけないでしょうか?」とのことでした。ピアノを購入した店の調律師に診てもらうと「こんなもんです。」と言われたそうです。

数日後にお伺いして状態を確認しました。他のピアノに比べて大きい音ではありませんが、確かに摩擦音が出ています。ピアノの鍵盤やアクションは、金属とクロス、木材とクロスや皮などが摩擦しながら動いていますので、摩擦音を完全に無くすことはで来ません。しかし、軽減させることは可能です。

今回は、キーピンのクリーニングを行い、キャプスタンボタンに潤滑剤を塗りました。後日お客様から「カサカサ音がまったく気にならなくなりました。ありがとうございました。」とお礼のメールをいただきました。喜んでいただきこれで一安心です

我々技術者は、お客様のニーズに対し「こんなもん」で片付けることなく、少しでも改善するよう努力する姿勢が大切だと思います。

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W106の出荷調整

工房にあった中古ピアノ ヤマハW106B の嫁ぎ先は滋賀県に決まりました。ピアノの先生の紹介のお客様が、先日滋賀県から車で2時間半の道のりをわざわざお越しになり、お買い上げいただきました。

今日の午後は工房で、W106Bの仕上げをしていました。一通りの作業は済んでいますが、再度調律をし、整調、整音のチェックと修正を行います。そしてピアノ後部の掃除をし、外装にワックスをかけて完了です。

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時間をかけて仕上げた中古ピアノを遠方へ納品するときは、大切な娘を遠くへ嫁に出す気分です。幸い今回のお客様は、ご両親も人柄の良い方で、娘さんもタッチに敏感で、コンクールへ出る予定もあるそうですので、末永く可愛がっていただけるでしょう

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マウリツィオ・ポリーニ ピアノリサイタル

聴きに行って来ました、ポリーニのリサイタル。昨日の大阪のザ・シンフォニーホールはA席が¥25,000と高めにもかかわらず、ピアノの後ろ側の席まで、多くのファンで埋め尽くされていました。

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プログラムはオールショパンで、ショパン好きの私にはたまらないプログラムでした。一部がプレリュード嬰ハ短調、ノクターン、バラード第2番、ピアノソナタ「葬送」、2部がスケルツォ第1番、4つのマズルカ、子守唄、英雄ポロネーズでした。どれも完璧なテクニックと深い音楽性に裏付けられた名演でした。

そして、感動した観客のアンコールに応えてポリーニが弾いたのは、革命のエチュード、バラード第1番、エチュード第4番、雨だれの4曲。バラードの1番は前回(3年半前)の大阪公演の際も弾いていましたが、何回聴いてもすばらしく、至福のひとときを過ごすことができました。

巨匠が奏でる名曲集に、多くのファンがスタンディングオベーションで彼を称えたのは言うまでもありません。

ポリーニと言えば、イタリアから自分用のスタインウェイを運搬し、専属調律師を連れて、世界中を周ることで知られています。現代最高のピアニストのひとりであるポリーニの演奏を聴くことで、ピアノの音の良いイメージ作りができました。

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音楽教室 アレッタ・ムジカーレ

先日は大阪市にある音楽教室「アレッタ・ムジカーレ」に伺いました。教室は地下鉄堺筋線の北浜駅近くにあります。このあたりはオフィス街ですので、生徒さんも仕事帰りの社会人の方が多いそうです。玄関には綺麗な小物が飾られていました。

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ピアノはディアパソンのDR-5BGXです。ドイツのレンナー社のハンマーを使用したモデルで、太いふくよかな音色です。実はこのピアノは生徒さんが置き場所の都合で処分を考えていたのですが、「いつでも弾きに来ていいですよ。」と言うことで、ピアノを教室で預かることにしたそうです。とても生徒さん思いの先生です。

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鍵盤の鉛調整

連休中は工房で中古ピアノの仕上げをしていました。今回調整したのはカワイのBL-31というモデルです。この年代のカワイのピアノには鍵盤に鉛が多めに入っているためタッチが重く、アップリフト(鍵盤が上がる力)も強めになっています。ほとんどの鍵盤に鉛が2個入っていましたので、1個抜いて埋木をしました。

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またハンマーのフェルトが硬くなり、荒れた硬めの音色になっていましたので、整音でフェルトの硬さを整えて音色を改善します。

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家庭用の普及品で、じっくり時間をかけて仕上げてから市場に出荷されているピアノは あまり多くないようですが、初級レベルからコンディションの良いピアノで練習することは大切なことだと思います。

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寄り道

先日は和歌山県橋本市にお住まいのピアノの先生宅に伺いました。人柄がすばらしい先生で、生徒さんがいつもピアノコンクールに入賞している、実力のある先生です。生徒さんの調律も何人もご紹介いただいていて本当にお世話になっています。

調律の帰りに、通り道にある「子安地蔵寺」に寄り道をしました。「子安地蔵寺」はその名の通り、安産祈願の寺として知られていますが、関西花の寺第24番「藤の寺」でもあります。この時期はちょうど藤の花が見頃を迎えていて、藤棚には美しい藤の花が咲き誇っていました。例年に比べると花は少し少なめだそうですが、それでも充分立派です。花に囲まれて心が癒されるひとときでした

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サンスクエア堺

先週は堺市にあるホール「サンスクエア堺」での仕事でした。いつもご自宅にお伺いしているピアノの先生から、毎年発表会の調律をご依頼いただいています。

サンスクエア堺は座席数が400席、大阪市にある「いずみホール」を小さくした感じのホールです。反響版を組む必要も無く、良く響くので小編成のクラシックのコンサートに適したホールです。

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