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2009年7月

PL教団新練成会館

昨日は、富田林市にあるPL教団に建設された新しい練成会館に伺いました。この施設は、今まで屋内で式典などを行うために使われていた施設の老朽化のため、新しく建設され最近完成したばかりの建物です。

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8月1日はPL花火芸術が行われますが、PL教団ではこの日を教祖際と呼び、全国から会員が集まって式典が行われます。当日この会館のロビーではピアニストを迎えてコンサートが行われるそうです。

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調律は当日の朝に行いますが、昨日はその準備作業です。鍵盤やアクションの動き具合をスムーズにし、各部の運動量を揃え、当日時間的に出来ない作業を行いました。ピアニストに少しでも気持ち良く演奏していただくための下ごしらえです。

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修理?それとも。。。

ある日お客様から電話があり、「弦の錆取りなどの内部のクリーニングは、おいくらですか?」と問い合わせがありました。「弦の錆取りや内部の掃除は、調律の料金内である程度行っていて、特別な料金設定はございません。」とお答えしました。

他社の調律師が来た際に、ピアノを引き取って錆取りなどのクリーニングを行わないと、弦が切れる可能性があり調律できない。」と説明されたそうです。「総合メンテナンスなど、現場の作業で直る可能性もございますので、一度ピアノを見せていただきます。」とお答えして、先日お伺いしました。

確かに弦やチューニングピンは錆びていましたが、調律できない程では無く、錆取りや防錆処理をしました。調律は20年以上経過していましたので、音程や調整の変化はかなりありましたが、1日かけての総合メンテナンスで、子供の練習には十分な状態に仕上がりました。鍵盤のブッシングクロスも交換を勧められたそうですが、逆に圧縮しなければいけない程厚みがあり、修理は不要でした。

私ももちろん調律や修理を生活の糧としている訳ですが、売り上げ偏重にならずに、常に真摯にピアノに向かい、お客様の立場になって仕事をしていきたいものです。

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外装クリーニング&総合メンテナンス

先月の末に、京都府木津川市のお客様から外装クリーニングと運送、総合メンテナンスのご依頼がありました。以前使っていたピアノをご実家からご自宅へ移動されるとのことでしたので、移動中に一旦お預かりして、外装クリーニングを行いました。

ピアノは約30年前に製造されたアトラスです。当時のアトラスの塗装はカシューの塗料を使用しています。カシューとは、漆系の合成樹脂塗料で、あの、おつまみとしても美味しいカシューナッツの殻から抽出されるオイルを主成分としています。

当時大手メーカーが使用していたラッカーや、現在良く使われているウレタン塗料に比べて、カシューの場合は日光に弱く、年数が経つと白く変色してしまいます。

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作業には手間がかかりましたが、くすみも目立たなくなり、お客様に「綺麗になりましたね。」と言っていただくことが出来ました。

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そして先週に総合メンテナンスに伺いました。総合メンテナンスは、1日お邪魔して作業を行いますので、通常昼は食事に出掛けるのですが、お気遣いいただきお昼ご飯までごちそうになってしまいました。本当にありがとうございました。

奥様が趣味でピアノを弾かれるとの事。リフレッシュしたピアノで、また音楽を楽しんで下さいね

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マイナスイオン

毎日暑くなってきましたね。近畿地方は梅雨明けしたとは聞いていませんが、梅雨明け前に夏バテしてしまいそうです

先日は、山間部のお宅にお伺いして、マイナスイオンを満喫しました。午前中は奈良県五條市大塔町(旧吉野郡大塔村)でした。大塔町は、吊り橋で有名な十津川村の北側に位置し、キャンプ場が沢山ある天川村にも近く、自然豊かな場所です。お宅は、天ノ川の下流のほとりにあります。さすがにここまで来ると空気が違うな!と感じます。

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午後からは大阪府千早赤阪村でした。こちらのお宅も緑に囲まれた場所にあり、家に居ながらにして、森林浴ができそうです。

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どちらのお宅も、環境は抜群なのですが、ピアノにとっては湿気が多く、少し厳しい環境になります。毎回、アクションや鍵盤のスティック(作動不良)が起こらないように気をつけて作業をしています。

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一歩ずつ

先週は、技術研修のため東京に行っていました。第一線で活躍する技術者の指導は、分かりやすく的確で、今後の仕事に役立つ実りの多い研修となりました。演奏家も日々研鑽を積んでいますので、我々技術者も一歩ずつでも向上できるように、努力を重ねることが大切ですね。

築地では海鮮丼を食べて、舌鼓を打ちました。

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帰りに案内していただいた銀座の町は、とても活気があり、関西との経済力の違いを感じました。

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ハンマーの交換 今度はアベル

先月にヤマハU3Hのハンマーをドイツのレンナー社のハンマーに交換しましたが、今度はドイツのアベル社のハンマーを使用してのハンマー交換でした。40年以上前のヤマハU3Eでしたが、ハンマーのフェルトが磨耗、劣化して、調律に伺うごとの整音では大きな改善は見込めない状態でした。

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今回使用したアベルのハンマーは、重さがヤマハのハンマーに比較的近く、交換後のウエイト調整が少なくて済みますので、仕上がり後のタッチの違和感があまりありません。

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この年代のピアノは、現在のピアノに比べれば素材も良い楽器が多く、適切な修理をすればまだまだ使うことができます。

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バランスピンの錆

先日は、河内長野市のお客様のピアノの総合メンテナンスでした。ピアノはアトラスのピアノです。鍵盤を外そうとしても固くてなかなか外れません。鍵盤を傷めないように慎重に外してみると、バランスピンがかなり錆びていました。Img_1355

バランスピンとは、鍵盤の動きの中心の軸になる部品です。バランスピンが錆びていると当然鍵盤の動きに影響しますし、今回のように上部まで錆びていると、鍵盤とバランスピンの摩擦個所に貼っているクロスが早く磨耗してしまいます。

バランスピンの錆を落として、防錆・潤滑の処理をしました。湿度の高い場所や、結露の多い部屋に置いているピアノは注意が必要です。

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ポーランド製のピアノ

私は以前にドイツ製、フランス製、イギリス製、チェコ製、イタリア製、ソ連製、オランダ製などさまざまなヨーロッパ製のピアノを見たことがありましたが、先日調律したポーランド製のピアノは初めてでした。

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外観は、ソ連製やチェコ製に似たウォルナット艶出しの猫脚でした。音は柔らかく、東ヨーロッパを感じさせる響きでしたが、こもっている感じではなく楽器は響いていました。

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海外の楽器からは、その国や造った職人を感じることができます。

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