« 堺市、F先生のお宅へ | トップページ | シルバーウィーク »

特別養護老人ホーム

先日は富田林市にある特別養護老人ホームにあるピアノの調律でした。この施設には合計4台のピアノがありますが、一般の方から寄贈されたピアノがほとんどです。

今回調律したピアノの内の1台は大きく音が狂い、調整もかなり変化していました。この施設に持ってくる前に置いてあった環境は、湿度が高い場所だったそうです。このピアノは5階に置いてあり、室内も乾燥していますので、以前との温度や湿度の差でピアノの状態が大きく変わったものと思われます。ピアノは主に木材やフェルトなどで作られていますので、特に湿度の変化で膨張、収縮しコンディションが大きく変化してしまいます。

Img_1565

また、以前にこちらで調律していた時に、入所者の方から「大正琴の調律もしていただけますか?」と頼まれたことがあります。調律師は絶対音感があり何でも調律できると思っている方が多いようですが、そんなことはありません

我々調律師は、音叉やチューナーで真ん中のA(ラ)の音を基準に取り、和音やオクターブの音を鳴らしながら、その響きを聞いて音程を組み立てます。調律師が持っている音感で音を合わせているわけではありません。

ですから、その楽器の音の合わせ方の知識がないと、調律はできないのです。以前の大正琴も教則本の音合わせの欄を見て初めて合わせ方が分かりました。5本すべての弦を同じG(ソ)の音に合わせるのですね。勉強になりました。

田中ピアノサービス http://homepage2.nifty.com/tps/

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

|

« 堺市、F先生のお宅へ | トップページ | シルバーウィーク »

ピアノ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 堺市、F先生のお宅へ | トップページ | シルバーウィーク »