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2009年11月

マツモトピアノ

先日お伺いした新規のお客様のピアノのブランドは「MATSUMOTO」です。アトラスピアノ製造で製造されたピアノです。

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前回他の調律師が調律した時に、タッチが軽くなり音が硬くなって気に入らなかったとのことでした。確かにタッチは軽く手応えが無く、音色は硬く変化のつけられない状態でした。

前回の轍を踏まないように、お客様の要望を聞き、楽器の状態と相談しながら慎重に作業を進めます。技術者の「思い込み」による作業は、時に失敗を招くことがあります。あくまでもお客様のピアノですので、使用状態や好みを聞きながら、楽器としての「良い状態」を逸脱しない範囲に仕上げます。

お嬢様がピアノを習っているのですが、奥様と19歳の息子さんも趣味でピアノを弾かれるそうです。作業後に奥様が幻想即興曲を弾きながら「全然違いますね!」と入って下さり、喜んでいただけた様子でした

今まではこのピアノを弾く気がしなくて、隣の自宅にある電子ピアノを弾いていたそうです。これからは、是非アコーステックピアノで音楽を楽しんで下さい。

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茨木市にて

先日は茨木市にお住まいの新規のお客様でした。ピアノはヤマハのG3EとUX10Aの2台です。奥様は音楽大学を卒業され、以前はピアノ教室をされていたそうです。

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消費不況といわれる最近の日本ですが、お陰様で忙しく、しばらくは予約が詰まっています。一日2台しか調律しませんので、儲かりはしませんが 毎日の仕事があるということはとてもありがたいことです。

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総合メンテナンス in 尼崎市

先週になりますが、尼崎市にお住まいの新規のお客様のお宅へ総合メンテナンスに伺いました。掲載しようと思っているネタがたまっているのですが、仕事が立て込んでいて掲載が遅くなり申し訳ございません。

ピアノはヤマハのサイレントピアノ U5ASです。作業はいつも通り掃除からスタートです。サイレンとピアノは鍵盤の下に光センサーのレールがありますので、特にホコリがたまっていると故障の原因になります。

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そして、鍵盤やアクションの動き具合や寸法を揃える整調、調律、整音と続きます。鍵盤の高さや深さの調整は、鍵盤の運動量を揃え、均一なタッチにするために重要ですので、念入りに行います。

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総合メンテナンスは、一日お邪魔しての作業になります。通常は昼食に出掛けるのですが、お気遣いいただき、美味しいお弁当をいただいてしまいました

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保育士の奥様と、3歳の息子さんがピアノを弾かれるそうです。 何かと細やかにお気遣いいただきありがとうございました。是非親子でピアノを楽しんで下さい。

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スタインウェイ会 全国大会

16日に東京のHAKUJU Hallでスタインウェイ会の全国大会が行われましたので、私も日帰りで出席しました。スタインウェイ会とは、スタインウェイピアノに携わっているピアノ技術者の会で、会員数は現在約660名、2年に1回全国大会が行われています。

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まずは総会が開かれ、会長の挨拶に始まり、スタインウェイ会の活動報告が行われました。

休憩をはさんで、ハンブルクスタインウェイのピアノ技術者のジョルジュ・アマン氏による研修会でした。アマン氏はクリスチャン・ツィメルマンや内田光子の調律を担当していることでも知られています。

そして、サプライズ・ゲストとして何と内田光子さんが登場しました!短い時間でしたが、スタインウェイは心の色に合わせて変化する比類のないピアノであることや、歴史的ピアノの話、ヨーロッパのホールの響きの話などを熱心に語って下さいました。

アマン氏の研修は、鍵盤調整や整音、ダンパー調整のポイントなどを説明していただきました。氏のピアノに対して真摯に取り組む姿勢を感じるとともに、基本の大切さを再認識する研修会でした。

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長い一日

私は普段の調律は「一台入魂!の作業で一日2台まで」と決めています 学校など同じ場所に数台ある場合は3台調律することもありますが、集中力も途切れがちになりますので、基本は一日2台です。

しかし先日は事情が違います。河内長野市にある老人ホームから「弦が切れたので、調律を兼ねて来て下さい。」との依頼でした。弦が切れたままでは演奏できません。日中の予定は1週間以上空いていませんでしたので、急遽翌日の夕方に伺うことにしました。

午前中はアップライト、午後からはディアパソンのグランドピアノ、そして夕方から老人ホームです。

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老人福祉施設の調律に伺っていつも思うのは、若いスタッフの方がとても一生懸命に仕事をされていると言うことです。いつも気持ち良く挨拶をされ、わがままを言うお年寄りの方に対しても、いやな顔ひとつせずに献身的にお世話をされています。高齢化社会はこのような介護士の方たちにも支えられているのですね。

切れた弦を張り替えて、調律が終わった頃はも夜になっていました。長い一日でしたが、心地よい疲労感が残りました。

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ボストン GP-193

先日は藤井寺市でピアノ教室をされている先生宅に伺いました。ピアノはボストンのGP-193です。

先生はいつも高音側の側板にひじを置きながら、ピアノの内部をながめて私とは話をされます。「ピアノの中を見るのが好きなの。」と言って幸せそうにご覧になっています。グランドピアノのピアノのスタイルや内部のデザインは機能性を追求した結果ですが、確かにとても美しいですね。

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特にボストンの場合は、フレームに開いているひし形のトーンホールが個性的です。

先生は秋から年末にかけて演奏活動もお忙しい様子です。演奏会のことやレッスンのこと、家庭のことなど楽しくお話をさせていただきました

しかし先生は、ピアノの状態についてのご指摘もあるので作業に気を抜くことはできません。今回も音に関するご指摘がありました。我々調律師はこのような指摘のおかげで、演奏者のニーズを知ることができ、技術を向上させることができるのです。

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新型インフルエンザ

新型インフルエンザが全国的に猛威をふるっていますが、皆さんは大丈夫ですか?先週1週間に全国の医療機関を受診した患者数は154万人もいるそうです。

我が家でも先週は、妻と娘が新型インフルでダウンしていました。高熱は出ていませんでしたが、せきがひどく大変そうでした。病院に行って、妻はタミフル、中1の娘はリレンザを処方してもらいました。タミフルは危険性があるので、子供の場合はリレンザだそうです。

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右がタミフルで、左がリレンザです。リレンザは真ん中の吸入器で吸入します。

私はと言うと、先週中頃にのどが痛くなりました。「これは移ったかも?」と思い急いで市販の風邪薬を飲んで、夜の9時にはベッドに入りました。何とか食い止めることができたようで、今のところ元気です

妻や娘もようやく元気になり、今週からは普通の生活に戻れそうです。皆さんくれぐれもお気をつけ下さいね。

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コルグ消音ピアノユニットの取付け

先日は神戸市のお客様のピアノにコルグ消音ピアノユニットを取付けました。

作業は午後からの予定で、それまで少し時間がありましたので、近くにある北野の異人館へ寄り道をしました。まずは異人館のシンボル的な存在の風見鶏の館です。

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レンガ造りの外壁と、屋根の上の風見鶏が印象的です。明治4年頃にドイツ人の貿易商の自宅として建てられたそうです。風見鶏は、雄鳥が警戒心が強く魔除けとしての意味もあるそうです。広場ではユーモアあふれるストリートパフォーマンスも行われていました。

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そして坂の一番上の方に建っている「うろこの家」です。

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外国人向けの借家として建てられ、国の指定登録文化財だそうです。 天然石のスレートが魚のうろこに似ていることから名前が付けられたそうです。

さて、遊んでばかりはいられません。仕事に行かなくては、、、

今回取付けたコルグ消音ピアノユニットは、KS-30という先月発売されたばかりのニューモデルです。  従来品に比べて価格が3万円も安くなり、操作部分も小型シンプルになりました。しかし、何といっても大きな違いは、鍵盤の動きを感知する光センサーが、非接触型になったことです。

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従来品は、小さなレバーが鍵盤に接触していて、その動きを感知していましたが、新製品は非接触型ですので、取付け前とのタッチの差が軽減されました。

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中古ピアノの整音

先日は工房にて、中古ピアノのヤマハW120BWの整音をしていました。整音とは主にハンマーのフェルトに針を刺したり、フェルトをやすりで削ったり、フェルトを固くする薬品を注入したりして、ピアノの音を作る作業のことです。

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フェルトに針を刺す=音を柔らかくする、と思われがちですが、そう単純ではありません。針を刺すことで、フェルトの芯になる部分とクッションになる部分作り、文字通り音を整える作業です。

今回も針を刺した結果、音の立ち上がりが良くなり、ダイナミックレンジも広がりました。奥の深い作業です。

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