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2010年6月

工具選び

技術の追求をしていると、工具の選択も重要な要素になります。音を合わせるチューニングハンマーという工具を変えただけでも、仕上がった音が変わります。ただ高級な工具を使えば良いというものでもなく、操作方法や、体格、音のイメージなどと関連してきます。

以前に購入して、工具箱にしまってあったチューニングハンマーを最近また使っています。以前より良い感触なのは、操作方法を変えた影響かも知れません。最近購入したフェルトピッカーという整音用の工具も、イメージした音を作りやすい工具です。

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今日お伺いした河内長野市のお客様も、作業後に試弾されて、仕上がりを気に入っていただけたようです。少し前進したのかなと思いますが、まだまだ道のりは長いです。

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サンマルク

ジメジメとうっとうしい季節になりましたね この時期はピアノが一番嫌いな季節です。ピアノには木材やフェルトが多く使われています。湿気が多いと木材やフェルトが膨張して、音にツヤがなくなり、鍵盤やアクションの動きが鈍くなってしまいます。

もし雨が降っている日に、ピアノを置いている部屋の窓を開けていることがあれば、閉めてあげて下さいね。きっとピアノは悲鳴を上げていると思います。その部屋にエアコンがあれば、除湿運転をしていただければベストです。

さて、今日は東大阪市にあるベーカリーレストラン サンマルクに伺いました。ホームページをご覧になってのご依頼です。京都府八幡市にあるお店には以前から伺っていますが、サンマルクさんにはご縁があるようですね。落ち着いた雰囲気の店内で、焼きたてのパンのいい香りが漂っていました。

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今回は鍵盤の深さが全体に浅くなっていました。鍵盤の深さは、鍵盤の下に入っている紙の厚さや枚数で調整します。紙を全体的に抜いて修正しました。

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2年ぶりの訪問

今日お伺いした堺市のお客様は、2年ぶりの訪問でした。それまでは毎年お伺していたのですが、ご自宅にあったピアノを経営されている病院に移動し、ご自宅用に他店で新しいピアノを購入されました。

病院のピアノは私が引き続き調律していたのですが、ご自宅の方はその後2回ほど購入されたお店で調律されていたようです。そして今回「2台とも見て欲しい」と、とても嬉しいご依頼をいただきました。これからもより一層腕を磨いて、お客様から「選ばれる」調律師になれるよう努めたいと思います。

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鍵盤が上がらない

先日は松原市で、新規のお客様のピアノの総合メンテナンスでした。ピアノはWAGNER(ワグナー)、浜松の東洋ピアノで製造されたピアノです。

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今回は特に、鍵盤が上がりにくい箇所があるので直して欲しいとのことでした。鍵盤が動きにくい原因は、鍵盤の間に異物が詰まっている、鍵盤の動きの軸になる金属ピンの通っている穴が狭い、アクションの動きが悪くそれに連動して鍵盤が動かない、などが考えられます。

今回は、鍵盤の金属ピンの通っている穴が湿気の影響などで木材やクロスが膨張して狭くなっていましたので、キープライヤーと呼ばれる工具で広げてスムーズに動くようになりました。

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奥様が3歳の息子さんのためにピアノを弾いてあげているそうです。調律の期間が空いていましたので、半音程度ピッチが下がっていましたが、これからは正しい音程で聴かせてあげられますね。

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スタインウェイのアップライト

昨日は、尼崎市にお住まいの新規のお客様の総合メンテナンスでした。ピアノはスタインウェイのV型。高さ125cmのアップライトで、マホガニーの木目が美しいピアノでした。

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当たり前のことですが、アップライトでもしっかりスタインウェイの音がしますね。倍音を多く含んだ響きと、ダイナミックレンジの広さはさすがです。

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作業前に、声楽がご専門で演奏活動もされている奥様から、タッチをもう少し軽くして欲しいことと、音色の不揃いを直して欲しいとのご要望がありました。タッチは鍵盤のピンのクリーニングや整調で変更し、音色の不揃いは調律や整音で揃えました。

子供さんもピアノを弾いているそうですが、小さい頃から名器で練習していると将来が楽しみですね。

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今年も手紙をいただきました

今日は奈良市にお住まいのお客様でした。ピアノはカワイのアップライトです。お伺いして3年になりますが、毎年段階を踏んで調整を行っていますので、最初の頃に比べて徐々に状態が整ってきました。

いつも帰りにお手紙をいただいている小学3年生の娘さんから、今回もお手紙をいただきました。私たち調律師は通常一年に一度しかお伺いしませんので、子供さんが会うたびに大きくなって成長の早さに驚かされます。また来年またお会いできるのを楽しみにしています。

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総合メンテナンス~大阪市にて~

先日は大阪市にお住まいの新規のお客様の総合メンテナンスでした。最近新規のお客様で総合メンテナンスをご依頼いただくケースが多くなりました。こちらから総合メンテナンスをお勧めしている訳ではないのですが、ホームーページをご覧になってご依頼いただいているようです。多少の費用がかかっても、ピアノをより良い状態にしておきたいというお客様が増えているように感じます。

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ピアノはアトラスピアノで製造されたSTEINMEYER(スタインマイヤー)でした。私がメーカー勤務の後に所属していたピアノ店でも扱っていたブランドです。その店では、ヤマハ・カワイだけでなく、アトラス、アポロ、トーカイなど国産中小メーカー製や、ドイツ製、チェコ製、アメリカ製、ソ連製、韓国製など多くのピアノメーカーを取り扱っていて、さまざまなピアノの調律に携わることができ、今思えば良い経験になりました。

ピアノの調子を伺ってみると「ピアニッシモが出しにくい」とのことでした。状態を見てみるとレットオフと呼ばれる調整の寸法が1cm近くあり、強弱の変化が付けにくい状態でしたので、標準的な2~3mmに修正しました。

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奥様と7歳の娘さんがピアノを弾いているそうです。是非親子でピアノを楽しんで下さい

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ピアノの歴史

以前に衝動買いした「ピアノの歴史」というタイトルの本を最近になって読んでいます。この本はフォルテピアノなどの演奏者として活躍されている小倉貴久子さんが執筆されています。

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この本の特徴は、何といっても写真が多いことです。時代を追って進化していく当時のピアノの写真が満載で、外観だけでなく内部のアクションの写真もあります。当時の作曲家との関連も分かりやすく解説してあります。

また、チェンバロやフォルテピアノの演奏を収録したCDもついていますので、本を読みながらCDを聴いていると、より理解を深めることができます。

ピアノ愛好家の方が読むだけでなく、指導者の方が生徒に当時のピアノを理解させる手助けになる一冊ではないでしょうか。

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