ピアノ調律日記: 2011年5月

2011年5月

ラッキー７

先日車で走行中に、走行距離のメーターを見ると何と（７７７７７）　だからどうしたと言われそうですが、何となくラッキーな気分です　

最近は大阪だけでなく、兵庫、京都、奈良、和歌山、遠くは滋賀、三重まで走り回る毎日です。移動は疲れますが、普段と違う場所へ行くのは新鮮で楽しさもあります。

我が家は息子と娘が受験生で、来春に高校と大学受験が控えていますので、しばらくは何かと物いりです。私の愛車にも当分の間頑張ってもらわなければ

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2011年5月31日 (火) 日記・コラム・つぶやき | 固定リンク | コメント (0)
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グロトリアン

昨日は大阪市内で仕事でした。大阪にあるグロトリアンピアノの総輸入元で、試弾会が行われていましたので、仕事の後に寄ってきました。

グロトリアンは、シューマンの妻でピアニストのクララ・シューマンが愛用したことで知られているメーカーです。今回は、創業者の生誕２００年を記念して作られた「フリードリッヒ・グロトリアン」というモデルを複数台展示して比較試弾できる催しでした。

高さ１１１ｃｍのコンパクトサイズながら、深みと艶のある音色で、タッチもコントロールしやすいピアノでした。国産のコンパクトサイズのピアノは、弾いてみるとがっかりする場合が多いですが、さすがはドイツ製ですね。

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2011年5月27日 (金) ピアノ | 固定リンク | コメント (0)
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三室戸寺

昨日は京都府宇治市での仕事でした。帰りにお客様の家のすぐ近くにある、西国観音霊場十番札所の三室戸寺に寄りました。

まずは朱色の山門をくぐります。

参道を少し歩いてから境内への石段を登ります。

石段を登ると約１８０年前に建てられた本堂が現れます。７月になると本堂前に並んでいる水がめからハスの花が咲くそうです。

本堂の前にある牛の像です。口の中にある玉を触るとご利益があるそうです。

敷地内には庭園があり５月はツツジ、６月はアジサイの花が楽しめます。今回はタイミングが悪かったようで花は咲いていませんでしたが、人も少なく、ゆっくり参拝できました。

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2011年5月24日 (火) 旅行・地域 | 固定リンク | コメント (0)
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鍵盤が上がりにくい

先日は新規のお客様のヤマハＵ３Ａの調律でした。

鍵盤が上がりにくい個所があるので直して欲しいとのことでした。確かにゆっくり上がる鍵盤が何ヶ所もありました。原因は、湿気などの影響により、鍵盤の動きの軸になるピンが通っている穴に貼っているクロスが膨張して、ピンを圧迫し、動きにくくなっていました。

鍵盤を外して内部の掃除を行い、膨らんでいる鍵盤のクロスを圧縮しました。鍵盤のピンも汚れていましたので全体に磨き、鍵盤はスムーズに動くようになりました。

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2011年5月20日 (金) ピアノ | 固定リンク | コメント (0)
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４３年ぶり

先日は河内長野市の新規のお客様でした。真ん中の弱音ペダルが戻らないので、直して欲しいとのご依頼でした。

弱音ペダルは、内部の弱音装置が錆び付いて動かなくなっていましたので、錆を落として直りました。音も狂っていれば調律して下さいとのことでしたので、ピアノ内部に入っている調律の記録票を見てみると、前回の調律は昭和４３年、何と今から４３年前です！

半音近く音程が下がっていましたので、状態をご説明して調律もさせていただきました。古いピアノで音程が大きく下がっている場合は、調律中に弦が切れてしまうこともあり、作業はとても緊張します（今回は切れずに無事直りました）

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2011年5月18日 (水) ピアノ | 固定リンク | コメント (0)
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クリストフォリ

先日調律したピアノはＣＲＩＳＴＯＦＯＲＩ（クリストフォリ）でした。１７００年頃にピアノを発明した、イタリアのバルトロメオ・クリストフォリにちなんだ名前ですね。木目仕上げと猫脚で綺麗な外装のピアノでした。

ほとんど韓国のメーカー製のようですが、浜松のメーカーでペダルを取り付けて仕上げをしているようです。整音はほとんどされていませんでしたので、今回は整音を行いました。整調は、よく出回っている韓国製よりも、きちんとされていて、その辺はさすが浜松のメーカーですね。

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2011年5月14日 (土) ピアノ | 固定リンク | コメント (0)
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象牙の漂白

先日は天気が良かったので、工房で中古ピアノの象牙鍵盤の漂白を行いました。象牙の鍵盤は、吸湿性があり指がすべらないので、タッチは良いのですが、年数が経つと良く弾く部分が黄色く変色してしまいます。まずは鍵盤の汚れを落として、その後に薬品を塗って乾燥させる作業を繰り返せば、黄ばみが取れて綺麗な白色に戻ります。