ハンマー整形
先日は西宮市にある短大での仕事でした。ピアノはヤマハG2B、斬新な外装のピアノです。
練習室にあるピアノのハンマーのフェルトが摩耗して、先端が平らに変形していましたので、削って形を整えました。音程を合わせること以外の作業もできるだけ行うように心がけています。やはり、調律をしてピアノが良くなった、と感じていただきたいですからね。
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先日は西宮市にある短大での仕事でした。ピアノはヤマハG2B、斬新な外装のピアノです。
練習室にあるピアノのハンマーのフェルトが摩耗して、先端が平らに変形していましたので、削って形を整えました。音程を合わせること以外の作業もできるだけ行うように心がけています。やはり、調律をしてピアノが良くなった、と感じていただきたいですからね。
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先日は大阪府堺市のお客様でした。奥様は音楽大学を卒業されて、現在は小学校の先生をされています。
ピアノはヤマハのC3Lです。あまり弾かれていないのですが、毎年調律をしていただいています。ヤマハのアクションは精度が高く、毎回きっちり整調をしていると安定して変化が少なくなります。しかし、より精度の高い整調や整音をしてより良い状態にすることが我々の仕事です。調整を少し変えるだけでもタッチや音色が変化しますので、ピアノの内部には無限の宇宙が広かっているように感じます。
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先日は和泉市のお客様でした。ピアノはカワイのNX-40、最初にお伺いしてから約7年になります。
奥様がピアノを弾いています。以前はピアノメーカーの教室でピアノの講師をされていたそうで、現在も近所の子供さんを指導されています。毎年段階を踏んで調整を重ねてきましたので、状態も安定してきました。しかし、今回も作業前に音色についてご指摘があり、それを修正すべく作業しました。このようなやり取りの中で、技術者は演奏者の要求を理解し、成長することができます。
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今年のお盆は2日だけ休みが取れました。1日は家でゆっくりし、あと1日は妻と娘と一緒に高野山に行ってきました。
娘が車酔いをするので、南海電車で終点の極楽橋まで行き、そこからはケーブルカーに乗りました。330mの高低差がある急こう配を登り、約5分で高野山に到着です。
まずは奥ノ院にお参りしました。約2kmの参道は、樹齢何百年という立派な杉に囲まれ、涼しくて快適でした。
途中にある水向け地蔵です。
参道沿いには、織田信長、明智光秀、石田光成、伊達正宗、武田信玄など戦国武将のお墓も沢山あります。NHKの大河ドラマで話題の江姫のお墓もありました。
その後は、真言宗の総本山、金剛峰寺に参拝しました。
そして、真言密教の根本道場のシンボル、根本大塔です。外観も立派ですが、中にある、金色に輝く胎蔵大日如来と、その周り囲む金剛界の四仏はとてもすばらしく感動しました。(写真撮影はできませんので、お見せできないのが残念です)
1200年の歴史があり、ユネスコの世界文化遺産に登録された高野山は、猛暑の夏にはお勧めの場所です。
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「暑いですね~」、最近はお客様にお会いしてからの第一声はいつもこの言葉です。連日の猛暑で、日なたに立っていると干上がってしまいそうです 皆さんは夏バテしていませんか?
さて先日は、大阪府柏原市の新規のお客様でした。奥様が弾いていたピアノの、ご実家からご自宅への運送の手配と、その後の調律をさせていただきました。
ご実家が湿気の多いお部屋でしたので、鍵盤のクロスが膨張して、全体に動きにくくなっていました。鍵盤を外して掃除をし、膨らんでいたクロスを圧縮しました。鍵盤の動きの軸のピンも磨いて、タッチはスムーズになりました。ご実家で下見をした時は、ハンマーの動きも悪かったのですが、ご自宅に運送すると直っていました。ピアノは、置き場所の環境で状態は変化します。
しばらくは弾かれずに置いてあったピアノですが、これからは2人の娘さんが弾くようになり、素敵な音楽を奏でてくれるでしょう♪
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先日は河内長野市の新規のお客様でした。いつもお伺いしているお客様からのご紹介です。ピアノはヤマハのアップライトでした。
奥様がピアノを弾かれていて、地元のコーラスの伴奏もされているそうです。奥様いわく「前回の人(調律師)がイマイチだったので、今回は○○さんに紹介してもらいました」とのこと。お話によると、前回の調律後すぐにビーンという雑音が出ていたそうです。
調律、整調、整音、掃除を行い、そして今回は「イマイチ」と言われないように、入念に雑音のチェックをしました。ピアノの雑音は、ピアノ本体だけでなく、ピアノ周辺に置いてある物や、後部の壁、天井の照明器具など色々な物が音に反応して雑音の原因になります。
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先日は大阪市内にお住いの新規のお客様でした。奥様が弾いていたピアノを、ご実家からご自宅への移動されるということで、移動と調律をご依頼いただきました。
ピアノはディアパソンの高さ126cmのアップライトでした。この126cmの大橋幡岩氏が設計したモデルは、現在造られていませんので貴重なモデルです。
調律後にピアノを習っている中学1年生の娘さんがショパンのワルツを弾いてくれました。「全然違う♪」と喜んでいただけたご様子です。以前は電子ピアノで練習されていたそうですが、ショパンを弾くレベルになるとやはりアコーステックピアノでしょうね。アコースティックピアノは、音の強弱だけでなく、優しい音や激しい音など、音色の変化がつけられるので、表現力の幅が違います。
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先日は(社)日本ピアノ調律師協会関西支部大阪地区の研修会がありましたので、私も参加しました。今回は村上輝久氏を迎えての講演会です。村上氏といえば、ヨーロッパで技術の勉強中にミケランジェリやリヒテルの調律を担当し、NHKテレビの「プロジェクトX」に出演したことでも知られています。
数十年も前のミケランジェリやリヒテルとのエピソードを昨日のことのように話す記憶力に、まずは驚きました。私の場合、数日前の出来事もうまく説明できませんので またトリルの弾き方やフォルテの出し方を巨匠たちに教わった話は、うらやましい限りでした。
現在でも月に4~5回は演奏会を聴きに行くという村上氏、80歳を超えても音楽を愛する姿勢を見習わなければいけないと感じました。
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先日は奈良県大和郡山市の新規のお客様でした。ピアノはディアパソンのアップライト、40年前のピアノですが、しっかり作られていますので、まだまだ現役です。
作業の最初から最後まで、ご主人様が横に立ってじっくりご覧になっていました。お話を聞いてみると、元工業高校の先生で、吹奏楽部の顧問をされていたそうです。だから楽器や内部の仕組みについて興味がおありだったのですね。
確かにピアノの内部は、よく考えられています。イタリアのバルトロメオ・クリストフォリが最初のピアノを作ってから約300年になりますが、最初のシンプルで華奢な構造から、音楽の進化や作曲者や演奏者の要望によって、ピアノも徐々に進化し、現在の仕組みになりました。フレームのデザインや、アクションの細かい位置に至るまで、すべてが計算され意味があります。
私も長年この仕事をしていますが、ピアノの仕組みについて分かれば分かるほど、見ていて面白いなぁと思います。
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