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見つめられて

先日は奈良県大和郡山市の新規のお客様でした。ピアノはディアパソンのアップライト、40年前のピアノですが、しっかり作られていますので、まだまだ現役です。

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作業の最初から最後まで、ご主人様が横に立ってじっくりご覧になっていました。お話を聞いてみると、元工業高校の先生で、吹奏楽部の顧問をされていたそうです。だから楽器や内部の仕組みについて興味がおありだったのですね。

確かにピアノの内部は、よく考えられています。イタリアのバルトロメオ・クリストフォリが最初のピアノを作ってから約300年になりますが、最初のシンプルで華奢な構造から、音楽の進化や作曲者や演奏者の要望によって、ピアノも徐々に進化し、現在の仕組みになりました。フレームのデザインや、アクションの細かい位置に至るまで、すべてが計算され意味があります。

私も長年この仕事をしていますが、ピアノの仕組みについて分かれば分かるほど、見ていて面白いなぁと思います。

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