古典調律の研修会
兵庫県三田市で(一社)ピアノ調律師協会の研修会が行われましたので参加しました。今回の研修のテーマは「古典調律」です。
古典調律とは、バロック、古典派、ロマン派などの時代に使われていた音律のことです。現代使われている平均律は、1オクターブを12等分されていますが、古典調律は響きを重視して不均等に割り振られていますので、和音が澄んだ響きになります。また調によって響きが変わるなどの特徴があります。
今回の研修会では、古典調律を表や実技を交えて分かりやすく説明して下さいました。私の場合、仕事先でピアノを古典調律にすることはほとんどありませんが、綺麗な響きを考える上でとても参考になりました。
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コメント
こんにちわ、去年ベルトーンを調律していただきました!
和歌山に住んでいますが、実家と地元は三田なのです。
毎日ブログを楽しみにしていますが、
地元が出てきたのでコメントしました♪
低音のレが年末から狂っているようなので、
今年は早めに調律をお願いしようと思っています。
打開策は弦替えか、購入しかないんですかね・・・。
投稿: kao | 2015年1月26日 (月) 16時29分
kao様コメントありがとうございます!
三田のご出身でしたか。自然が豊かでいい所ですね。
音の狂いにつきましては、前回のように弦を巻いている
ピンを打ち込めば一時的に直りますが、きちんと直す
には、ピンをワンサイズ太いものに交換することになる
と思います。
またお伺いした時にご説明させていただきますね。
投稿: 田中ピアノサービス | 2015年1月26日 (月) 17時10分